第6回日本ベンチャー大会活動報告書(2004年8月2日~8日 山梨県)
田中 知明

第6回日本ベンチャー大会活動報告書
活動場所 山梨県 山中野営場
活動期間 8月2日(月)~8月8日(日)


松山第7団ベンチャー隊 田中知明


自分は今回の日本ベンチャー大会に参加するにあたって、初め戸惑いを感じているところがありました。それはベンチャースカウトになってから、今回の大会までに一度も大会らしいものに参加したことがなかったからです。なので、久しぶりの経験に少し不安を感じているところがありました。しかし、大会の開催日が近づくにつれて、今までに経験したジャンボリーなどの大会を思い出していると、それらで過ごした楽しかった日々が甦り、しだいに大会参加に想いを寄せ、いつしか心待ちにするようになっていました。

そうした思いの中で始まった今回の第6回日本ベンチャー大会ですが、今回の大会は「Do Venture!! 出発だ!すばらしい明日に」をテーマに、関東ブロックを中心とした1都7県・活動基地数34ヵ所という広範囲で行われました。その中で自分は、山梨県にある山中野営場で「富士登山と野外料理」というプログラムに参加しました。

富士登山ではまず、第一日目に里山歩きをしました。これは、富士登山とは直接的には関係ありませんが、自分達がこれから登ろうとする日本最高峰の山が、どれほどものかよく観察することができ、また、富士登山の前に体を山登りに慣らしておくためのものでした。この里山歩きは、今まで自分が登っていた山とは違い、道がとても険しく、また荷物も普段の倍以上持っていたので、思いのほか厳しいものでした。その結果、その日だけで相当な体力を消耗してしまい、後の登山が登れるかどうか焦るようになってしまいました。

第二日目は、朝から車で馬返しへ行き、そこから本当の富士登山が始まりました。馬返しから五合目あたりまでは草木が茂っており、割と歩きやすかったのですが、そこからは辺りの景色が変わり、周りは岩や石しか見えなくなり足元も滑りやすくなりました。そのような状況で、八合目にあるその日宿泊する山小屋までは、富士山から見える周りの山々などの景色を見ながらなんとか登ることができました。山小屋に着いてからは、翌日に朝早く御来光を見に頂上まで登るため、この日は夕食を食べ終わると早い時間に就寝しました。

第三日目は早朝に富士山頂に登る予定でしたが、雨風がひどくとても登れる状況ではなかったので、気候が回復するまで待つことになりました。朝食を食べ終わるごろには多少良くなっていましたが、まだ雨が降っていたのでカッパを着たりするなどの準備をし、すぐに出発しました。部屋から見たときと外に出たときとの周りの状況は違っていて、雨が今までに感じたことのないくらいの速さで降っていました。そのせいで周りを見ることができなくなり、自分の前の人の足しか見えなくなり、何度も滑ってこけそうになりました。しかし、そうした状況の中でも精一杯歩くことができたおかげで、無事頂上に登ることができました。今回の富士登山では残念ながら御来光を見ることができませんでしたが、いつかまた富士山に登り、次回は御来光を見にきたいと思いました。

次に野外料理では、初日に個人メニューの[牛丼・味噌汁]を作り、その後でチームメニューの[けんちん汁・山菜おこわ]を作りました。[牛丼・味噌汁]は普段作ってる要領でなんなく作ることができましたが、[けんちん汁・山菜おこわ]は災害時や緊急時を想定したメニューなので量が多く、作るのに少し手間取りましたが、なんとか作りあげることができました。

二日目はダッチオーブンを使った料理を行い、自分達のグループでは[シュリンプピラフ]を作りました。ダッチオーブン自体自分達は一度も使ったことがなかったので、この料理では指導者の指示をきちんと聞きながら調理を進めていき、[シュリンプピラフ]の作り方とともにダッチオーブンの使い方についても教えていただくことができました。そうした中でできた[シュリンプピラフ]は、その後の試食会で他のグループにも褒めてもらえるほどとてもおいしく出来上がりました。

ダッチオーブンというのは他の鍋などと違い、一度熱を蓄積した後で放出するので、食材を必要以上に焦がさずに調理することができることや、焼く・蒸すなどの調理方法を選ばず、また無水・無油で調理することができるなど、様々な特徴があります。なので、この野外料理で使ったダッチオーブンをこれからのスカウティングや、アウトドア活動にぜひ使っていきたいと思いました。 

自分は今回の日本ベンチャー大会に参加して、富士登山や野外料理というプログラムで多くのことを得られました。しかし、それ以外のプログラムやプログラムに無いことからも貴重な体験をすることができ、それらはこれからの自分のスカウティング活動に生かせれることから、自分自身の人生にも生かせれることなど、決して無駄ではない経験ばかりだったと自分は思いました。もう自分は日本ベンチャー大会に、ベンチャースカウトとして参加することはできませんが、これから上進してベンチャースカウトになっていくスカウトにはぜひ、この大会に参加して欲しいと願っています。

謝辞  最後に、今回の日本ベンチャー大会は多くの方々のご尽力により、無事終了することができました。ここに感謝の意をこめて、厚くお礼申しあげます。

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